第1回南山舎やいま文化大賞受賞作を単行本化。
111キロの海に織りなされた「往来」の航跡。
その行きかいの姿が、体験者たちの証言で浮かび上がる。
目次
序章 カジキを突く
第1章 台湾へ
第2章 蘇澳南方の琉球人
第3章 新港
第4章 基隆
第5章 終戦
第6章 戦後を生きる
第7章 台湾、再び
第8章 密貿易
コラム
女学校の学籍簿
「大屋のばあちゃん」
台東
宜蘭・羅東
著者 松田 良孝(まつだ よしたか)
1969年2月、埼玉県大宮市(現・さいたま市北区)生まれ。北海道大学農学部卒。1991年4月に十勝毎日新聞社(本社北海道帯広市)に入社し、政経部記者。1993年2月から八重山毎日新聞(本社沖縄県石垣市)の編集部記者。『八重山の台湾人』(2004年/南山舎)で第25回沖縄タイムス出版文化賞(正賞)を受賞。『台湾疎開』(2010年/南山舎)のもととなった『八重山毎日新聞』の連載記事「生還―ひもじくて “八重山難民”の証言」では2010年の新聞労連第14回ジャーナリスト大賞を受賞。 |
本について
著者:松田 良孝仕様:B6判 ソフトカバー 370ページ
発行:南山舎
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