光と風に満たされ、命で溢れる西表島。
だが、この風景は、自然だけでできているのではないようだ。
「暮らすこと」と「生きること」をテーマに、シャッターを切ってきた。 そのモチーフとして、西表島と向き合ってきた。
西表では、自然が人を育て、人が風景の輪郭を描きだしていた。 その相互の関係は、人の振る舞いや、勘や感覚として滲み出ているように見えた。
人は、包まれる風景によって、そのありようを少しずつ変えていけるのだと思う。 そして、人はやがて島の一部になっていく。(佐藤大史)
著者
佐藤大史(さとう だいし)
東京都町田市出身。長野県安曇野市在住。日本大学芸術学部写真学科卒業卒業後、写真家 白川義員の助手を務め、2013年独立「生きること」と「暮らすこと」をテーマに撮影を続け、生きることのモチーフとしてアラスカの大地とそこに生きるものを撮影している。暮らすことのモチーフとして西表島や信州の野山や生き物を撮影している。
写真集に「Belong」や「北の光景」、著書にフォトエッセイ「写真の隙間」がある。
JPS日本写真家協会会員
[展示歴など]
2016年6月~11月 写真展「廻っている」mont-bell 全国8店舗巡回展
2017年3月 EPSON三好和義賞受賞
2017年12月 写真展「廻っている」安曇野市高橋節郎美術館
2017年11月~2018年1月 写真展「廻っているⅡ」 mont-bell 全国5店舗巡回展
2019年10月 写真展「circulation#1」安曇野市近代美術館
2020年5月~6月 OLYMPUS E-M1 MarkⅢ 作品展 オリンパスプラザ東京、大阪
2020年7月~8月 写真展「circulation ~our small world~」オリンパスプラザ東京、大阪
2020年9月 出版記念写真展「Belong」 松本市信毎メディアガーデン
2021年7月~10月 「松本市美術館×松本PARCO パルコde美術館」出展
2022年8月 出版記念写真展「写真の隙間」 松本市信毎メディアガーデン&上田市サントミューぜ
2023年1月 写真展「白夜と極夜」新宿OMシステムギャラリー
2023年12月~2024年4月 写真展「ALASKA-生きることと暮らすこと-」田淵行男記念館
2025年7月 写真集「北の光景」出版記念展 松本市信毎メディアガーデン
2025年10月 写真展「北の光景」 両国ピクトリコギャラリー
2025年11月 入江泰吉記念写真賞ファイナリスト
2026年5月 写真展「南の風景」 新宿OMシステムギャラリー
2026年9月~12月 写真展「北の光景」松本市美術館